穂花です。
このところ…心身ともに不調が続いています。
入院を希望してはいますが、諸般の事情で制度の谷間に落ち、
受け容れしてくださる医療機関が見つからないまま、
自宅療養の日々を送っています。
しかしながら、最重度障害者ということで。
在宅医療だけはきちんと整えられました。
そういう意味で、決して切り捨てられてしまったわけではない…
今に感謝したいと思っています。
※現在、この「車椅子の上からほのかな溜息」よりも、
こちらのサイト「Slow & Happy」のほうが…
私自身のblog投稿、更新頻度が高いので、
よろしければ併せてお読みください。
本音をお話すれば。
何ひとつ平等ではなかったこの社会。
普通という名の列から少しでもはみ出てしまえば、
いとも簡単に冷酷に切り捨てられてしまった記憶…
見捨てられた苦しみによるトラウマ。
しかし「ダイバーシティー」だの「多様性の尊重」だの、
各々の違いを認めようという理想は単なる「かけ声」ばかり。
実際には、個性や自身の意見を語ることは赦されず。
ひたすら息苦しく、生きつらさだけを感じた私自身の…
これまでを想って泣けることばかり、ですが。
コロナ禍によって…世界中の皆さんが困難のなかに在る中、
私は今は(自分に優しくしない)社会に対して、
泣く事以上の抵抗を試みてはならないのだという気もしています。
泣いてしまう自分をまずは赦し、
泣くことを通じて本当は何がいけなかったのかを精査しつつ。
アフターコロナの社会、価値観の変化に対応できるように、
力を蓄える時期に充てたいと希います。
皆様の安寧のうちの生活を憶えてお祈りするとともに、
この未曽有のコロナ禍の一日も早い終結を、
心より希います。
前田 穂花