今日は私の誕生日だった。

生まれてきてよかったか否かは別として。
この日がなければ私という人間はこの世に存在しなかった。

そんな視点から私は5月10日というこの一日に意味を憶えたい。
できる限り感謝もしたい。

ご存知の方も多いと思うけれど…
今年に入ってから公私ともどもドシュラバの毎日だった。

単純に体調も崩していたし。
心身ともにバッドコンディションが続いていた。

つまんない話なので詳細については割愛。

誕生日といっても私は気分が優れない中いろんな対応に追われていた。
Twitter退会にまつわるごたごただとか。

気分が萎えた…
おめでたい気分にはなれませんでした、申し訳ない。

それでも。
やはり誕生日ということで「おめでとう」という言葉も多く寄せられた。
祝福くださった皆様に深謝いたします。

「お誕生日おめでとう」の後にお約束の如く続く、
メッセージを繰り返して読んでいた。

幸せな毎日を「お過ごしください」

充実した毎日を「お過ごしください」

お元気で「お過ごしください」

はっとした。

今さらだけど毎日を過ごすということって「過ごす」…
即ち毎日「過ち」を重ねていくことだったのか。

生きているだけで過ちを重ねていく。
毎日過ちを繰り返す。

間違い続けるこの日々、失敗する自分を少しでも赦せますように。

他人の過ちをも許容出来得るだけの懐の深さを、
そろそろ身に着けて生きられますように。

赦しというものの本質にいつか必ず気づけますように。

この間違い続ける日々をそれでも自分の人生として愛せますように。

前田穂花