2024.08.03
お久しぶりです。前田穂花です。
早いもので。本日2024年8月3日を以て…
私が子宮頸がんのために広汎子宮摘出手術を受けてから、
満十年となりました。
十年の間にはいろいろと思い悩む場面もありましたが…
こうして今日も生かされていること。
私の毎日を支えてくださっているすべての皆様に、
深く感謝申し上げたいと…それだけです。
ありがとう。
ほんとうのことを申し上げれば、
自分でも…こんなに長く生きられるとは思っていませんでした。
現在は在宅医療制度、訪問診療をフルに活用し、
お医者さんや看護師さんたち、ほかコメディカルスタッフの皆様に、
日々支えられつつ。
医療用麻薬で痛みの症状をコントロールしながら、
女子大生ライフを(それなりに)楽しませていただいています。
体調はいいとは言えないな、、確かにイマイチですが…
これはこれとして「私自身のリアル」だと受け止めつつ。
精一杯の努力を以てしても…日に日に、
できないことが多くなっていく自分を正しく赦し。
この瞬間を(それなりに)生きられたらと思います。
先にもお伝えしている通り。
知命を過ぎて、仕事や穂花としての活動を一旦離れたのち、
一念発起!大学受験を経験することが叶いました。
度重なる体調不良から出席日数が不足、留年も経験はしましたが。
現在、満五十六歳になった私が、法政大学文学部で、
若い皆様に囲まれつつ、過ごせている毎日は本当に幸せです。
思えば、生きていることも死んでいることも、
いのち在る以上、常に背中合わせだともいえましょう。
だからこそ、生きている間はいつも楽しい未来を夢に見て、
楽しい未来を叶えるために、この一瞬一瞬を真摯に生きる。
そんな私でありますように。
この十年…無事に生きられて、生かされて。
本当にほんとうにありがとう。
前田 穂花
心からの感謝を込めて